岡山県立岡山南支援学校
平成23年5月10日実施

岡フィルコンサートがありました♪

 

 5月10日 岡山フィルハーモニック管弦楽団メンバーによるスクールコンサートがありました。
  9名の楽団員とテノール歌手により行われたコンサートは、チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」の「花のワルツ」の曲で幕を開けました。冒頭の弦楽器の響きに続く軽快なワルツのリズムに、児童生徒達の表情がいっぺんに輝きました。
  続いての楽器紹介では、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットを順番に紹介してもらい、それぞれの演奏を聴きました。
初めて見る楽器や初めて聴く音色もたくさんあったことでしょう。
最後に紹介された楽器は「声」。イタリアでオペラ歌手として活躍されているテノール歌手の征木さんの声は、マイクを使わなくても体育館に響き渡り、「声」はみんなが持っている素敵な楽器だということがよくわかりました。
  プログラムの後半には、「指揮者コーナー」や「この曲何拍子?」というクイズがあり、児童生徒も参加してさらに楽しく盛り上がりました。
  「指揮者コーナー」では、小学部・中学部・高等部から1人ずつの代表が出て、実際に指揮をしました。腕の振りが次第にゆっくりになってくると次第に遅くなる演奏、軽快な指揮では歯切れのよい演奏と、みんな指揮者の役割を果たしました。
  最後に、岡フィルの伴奏で校歌を歌った後は、アンコール。
「演奏会の最後は、しっかり拍手をするといいことがあるんだよ」と教えてもらいました。 児童生徒の代表が花束を渡し、高等部生徒会長のお礼の挨拶で、約80分間のコンサートが終わりました。
  なかなか間近でクラシックの演奏を聴く機会のない児童生徒たちにとって、かけがえのない体験となりました。岡山フィルハーモニック管弦楽団のメンバーの皆さん、ありがとうございました。